【注目の業界特集】日本一のエンターテイメント企業を目指す-浜友観光株式会社
2016年10月18日 火曜日
「創造的革新」を推進し、知的サービス業の使命を貫く―。浜友観光株式会社(本部東京・千代田区)は、一流のエンターテイメントとサービス、ホスピタリティを融合させた、世界中の人が心から楽しめる夢のある場所の提供を目指している。
アミューズメント事業、複合商業施設の運営を二つの大きな事業軸としており、平成27 年12 月期の売上高は2,030 億円。主要事業であるパチンコホール「楽園グループ」は関東(東京・千葉・埼玉・神奈川)と静岡、大阪を中心に26 店舗を運営しており、全国トップクラスの稼働率を誇っている。「日本一のエンターテイメント企業を目指す」「日本一の接客・ハード(建物)を目指す」という志を掲げ、幅広く事業を展開。「お客様がワクワクする場所」を実現するため、異業種とのコラボレーションや地域密着型のイベントの開催にも精力的に取り組む。
一方、社内の「働きやすい環境整備」にも余念がない。年功序列体制を取らず、能力と本人の努力次第で若くても活躍できる職場環境を実現している。また、女性社員の43パーセントを役職に登用。年6 回行われる「女性管理者研修」ではより良い労働環境の実現についてディベートを行い、その活躍の場の実現に注力している。さらに、育児休暇制度、託児施設の提供(一部店舗除く)など、プライベート面でのサポートも充実。こうした企業努力の結果、「子育てサポート事業」として厚生労働大臣から「くるみんマーク」認定を受けている。
平成27 年4 月に浜友観光に入社し、ホール業務を担当する阿形千咲さんは、「最高の接客スキルを学びたいと思い、入社を志望しました」と、明かし、未経験の仕事もていねいに指導してもらえたと振り返る。「入社して2 カ月ほど経った頃には、お客様によく『ありがとう』『笑顔が素敵だね』など、お褒めの言葉をいただけるようになりました。さまざまな人と関われるので、毎日が新鮮で楽しく過ごしています」と、笑顔で語ってくれた。
アミューズメント業界
人々の生活に欠かせない余暇時間に対するサービスを取り扱うのがアミューズメント業界。提供するサービスや業態の種類が多いのが特徴だ。楽しい時間をサポートする仕事であるため、消費者の笑顔や喜びに接する機会にあふれている。
その一方、業界に対するネガティブなイメージや課題が山積しているのも事実。しかし、実態をしっかりと把握して改善しようという意識が高く、"成長の現場"に立ち会いながら働くことのできる勢いのある業界であるのも確かだ。