【「秋の就活」大応援企画】 “生きがいある生活”をサポート
2014年12月16日 火曜日
利用者の話に思わず笑みがこぼれる馬場さん
東京・神奈川を拠点に特別養護老人ホームなど72事業所を運営する社会福祉法人奉優会は、多彩な高齢者サービス事業を展開しているのが特徴だ。1999年の設立以来、東京23区を中心に“都市部地域密着型”をコンセプトに掲げ、飛躍的に成長している。
奉優会が運営する特別養護老人ホーム等々力の家(東京都世田谷区)で介護職員として働く馬場彩奈さんは「ご利用者が生きがいを持って生活できるようにサポートするのが楽しい」と、仕事の魅力を語る。かつては華道の講師をしていたという利用者に花のアレンジをする機会を設けるなど、利用者の経験に敬意を払った“生きがいの時間”の提供を大切にしている。
相談しやすい職場環境が魅力
「ご利用者の表情が明るくなったり、活気が出てきたのを感じた時にやりがいを感じます。また、普段は口数の少ない方に“ありがとう”と言っていただけると心から嬉しくなります」
大学で福祉学を専門に学んだ馬場さんは、就職先選びにおいて「いかにご利用者目線の施設運営がされているか」を重視したという。
「奉優会はご利用者の意志を尊重した運営を大切にしています。人生の最後を過ごすことになるかもしれない場所なので、“やりたいことができて良かった”と思っていただけるサービスを提供できることが決め手となりました」
教育制度が充実しており、知識や経験がなくても充分に活躍できる環境が整っているのは大きな魅力だ。入職後1年間のOJT教育や2~6年目の職員を対象とする研修など、縦と横のつながりの中で安心して働くことができる。
「介護の仕事に“きつい”などのイメージを持つ人がいるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。高齢者に対して敬意を持って接していれば気にならないものです。それよりも大きなやりがいを感じられる仕事ですので、先入観だけで介護の仕事に目を向けないのはもったいないと思います」
就活生に「自分に合った就職先を見つけて欲しい」と、メッセージを送った。