【「秋の就活」大応援企画】 “創造する”システム開発の魅力
2014年12月16日 火曜日
真剣な眼差しでプログラムを作成する花田さん
企業のニーズに合った社内システムの開発を手がける大成ネット株式会社(本社東京・港区)。蓄積されたノウハウを活かしてソフトウェアの商品開発を行う「RFID開発部」で活躍する花田怜さんは、入社して今年で5年目を迎えた。
花田さんは、同社の看板商品「Tocoppi」の開発者の一人。Tocoppiは、非接触ICカードを用いて登校と出欠の管理ができるシステムのこと。「Tocoppiの企画段階から開発、販売まで携わってきました。いまでは当社が誇る商品にまで成長させることができ、とても思い入れがあります」と、笑顔を見せる。
笑顔があふれる定例会
また、エンドユーザーとふれ合う機会も多く、高評価の声を聞く瞬間が、最もやりがいを感じるという。IT業界の仕事の醍醐味は「想像がカタチになる」ことだと、花田さんは目を輝かせる。「大学時代は建築学を専攻しており、昔からものづくりに関心がありました。ITの仕事は実際に目には見えませんが、“無から有を創造する”という点でものづくりと共通しています」と、語る。ITの「ニーズを見い出してシステム開発をする仕事」は、発想をカタチにする上での制約が少なく、柔軟性があると言える。
「合同企業説明会での役員との会話をきっかけに、“この人と一緒に仕事がしたい”という気持ちが強く湧き上がったのが入社を決めた理由です」
花田さんは、同社の魅力について「何より人だ」と即答する。社員旅行や社員全員での定例会が開催されるなど、アットホームな雰囲気の中、温かな人間関係が築けているという。
就活生に伝えたいのは、視野を広く持つことの大切さだという。「大学時代はITとは無縁でしたが、やってみて初めて面白さが分かる仕事だと実感しています。“分からないもの、やったことのないものはつまらない”と視野を狭くしては本当にもったいない。IT業界とひとくくりにしても会社によって業務は実に多種多様です。自分自身にマッチした会社と出合えるように動いてみてください」と、エールを送った。