「接客日本No.1」を掲げ、地域に愛されるスーパーマーケットを目指して
2014年12月17日 水曜日
地域の人々に支持を受ける人気のスーパーマーケット
―現在、どのような業務を担当なさっていますか?
奥山 惣菜部に配属され、現在は店内で販売するお惣菜の調理を担当しています。50種類前後のお惣菜を扱っていますので、いまはその調理方法を覚えるだけで精一杯です。私が主に担当しているのは「お寿司」ですが、自分が作ったお惣菜を「美味しい」とお客様に言っていただけることが一番のやりがいになっています。
遠藤 私はサービス部で、主に店舗フロア全体を担当しています。レジやサービスカウンターなどでお客様に応対することはもちろん、パート社員を中心とする従業員に対して身だしなみの確認を行っています。お客様と接する機会が多いため、自分の顔と名前を覚えていただける分、行動や態度には注意を払うように意識しています。
―入社以降の半年間を振り返ってください。
遠藤学生時代と違い、社会人には責任が求められるので、一つひとつの作業に気が抜けません。また、年上のパート社員の方々と協力して仕事を進めていかなければならないため、日頃からコミュニケーションを取るように心がけています。実は以前、パート社員の方の応対が充分でないと、お客様からお叱りを受けたことがありました。それ以来、自分だけではなく、周囲のスタッフの動き方にも気を配るようになり、積極的に交流を持つことで意思疎通を図るようにしています。
奥山8月は法事などでお寿司を購入するお客様が多く、一度に大量のお惣菜を作らなければいけません。数百個のお寿司を一度に作ること自体が初めてで、慣れていないことも手伝って大きなプレッシャーを感じることも少なからずありました。けれども、先輩社員のみなさんから「目の前のことだけではなく、先を読んで仕事をする」ということを教わり、自分を変えようと決意しました。たとえどんなに忙しくても、冷静に判断ができるよう心がけています。
アットホームな職場でお互いを高め合う環境
―社会人になりたての頃は不安も多かったと聞きました。
遠藤 入社当初は社会人生活についていけるかどうかがとても心配で、仕事に不安を感じることも少なくありませんでした。しかし、諸先輩方が積極的に食事に誘ってくださり、私の話を親身に聞いてくれました。社員同士の年齢が近いこともあり、アットホームな雰囲気で相談ができました。そうした温かい環境がある反面、仕事に取り組む姿勢はきちんとしています。そういった先輩社員の姿を見て、メリハリが大切なのだと学びました。
奥山 入社してすぐに実施された研修では、社訓である「健康・清潔・誠実」を実行するには、社員が一丸となって取り組まなければいけないことを学びました。こうした取り組みを続けることで、社員一人ひとりの意識が高まり、仕事の細部までこだわるようになっていくのだと思います。スーパーマーケットはお客様の食生活を支え、健康を支えていく重要な役割を担っています。
遠藤 いまは目の前のことで精一杯というのが正直なところです。早く先輩社員のように、売り場全体を見渡せる余裕を持ちたいですね。価格はもちろん、サービスを怠っていれば、すぐにお客様は離れていってしまいます。ですから心遣いを大切にして、接客に努めたいと思います。
奥山 お惣菜は忙しい日々の食生活に欠かせない存在です。価格が手ごろで美味しいことはもちろん、健康を維持できる工夫がなければ支持されないでしょう。将来は、健康を重視したお惣菜やお弁当の開発に携わるのが一つの夢です。そのためにも、日々の業務を一つひとつていねいに覚え、確実に自分の力に変えていきたいと思います。
自分の身の丈に合った会社選びをすることが大切
―就職活動を行う大学生に力強いメッセージをお願いします。
奥山 私は、小売業でアルバイトをしていた経験から、接客業を中心とする仕事を探していました。その時、母校で開催された「学内合同企業説明会」でランドロームジャパンが「接客日本No.1」を掲げて企業活動に取り組んでいることを知り、自分に合っているのではないかと感じ、採用試験を受験しました。一方、多くの友人が知名度や企業規模を志望理由にして採用試験を受けながらも苦戦している中、内定が出るまでのスピードは考えていた以上に早かったように思います。その後の大学生活で、しっかりと学問に集中できたのはありがたかったです。その意味では自分に合った会社を見つけることができて本当に幸せだと思います。
遠藤 大学で食品関係の勉強をしていたこともあって、食品を扱う小売業が自分に向いているのではないかと思いました。インターネットだけでは情報が充分ではありませんから、思い切って店舗見学させていただきました。実際に店舗を訪れると、社員の方々が必ず挨拶をしてくださる雰囲気に「この会社なら自分の力を発揮できる」と確信しました。ですから大学生のみなさんには、会社見学やOG・OB訪問をして欲しいと思います。小売業に興味があって、人々の生活向上や地域に貢献をしたいという人にはぜひ目指してもらいたい仕事です。
接客が好きな人には最適な職場環境があります
“人財”を大切にする企業風土
小売業で最も大切なのはサービス精神です。サービス精神の醸成には社員の満足度を高める必要があるため、常にケアできる体制を整えています。社内に相談窓口を設け、パワーハラスメントなどの問題が発生しないよう、社員に対するケアを行っています。
そのため、社員を“人財”として捉え、大切に育てる社風があります。社内研修制度も充実しており、新入社員に対する研修は長めに時間を取り、仕事の仕組みを充分に理解してもらった上で本配属先を決定しています。必ずグループを組ませ、新入社員同士で助け合い、時には競い合いながら業務に集中できるよう配慮しています。加えて、商品に対する知識や愛情を深めてもらうために、年に一回は農家や卸先を訪ね、勉強する機会を設けています。こうした取り組みが功を奏してか、新入社員の離職率も低くなっています。
そうした社員の居心地の良さをお客様へのサービスにつなげられるよう、さまざまな取り組みを行っているのが弊社の特長です。
お客様の「ありがとう」を仕事の糧に
この仕事は人と接したり人に尽くしたりすることに喜びを感じる人が向いているでしょう。そして、お客様からいただく感謝の言葉が何よりのやりがいになります。
小売業に興味があって、接客や販売に関心がある方は、店舗見学なども随時受けつけていますので、ぜひ直接ご連絡をください。
店舗に足を踏み入れてまず驚いたの は、元気なあいさつが飛び交い、店内で は商品について買物客と談笑する従業 員の姿が目立ち、明るく朗らかな雰囲 気に満ちあふれている空気感だった。 工夫の凝らされ たポップが目を引 き、生鮮食品や惣 菜類もていねいに 陳列されるなど、地域に愛される理由 には、こうした細かな気配りが関係 しているのだろうと思わせた。