就活支援ジャーナル

send 就活生応援メッセージ 宇宙まで届く、日本のものづくり

2016年3月8日 火曜日

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 フジキンは、特殊バルブ機器類や超精密ながれ(流体)制御システムにおけるリーディングカンパニーです。極限の技術が要求される陸・海・空の多彩なフィールドにおいて、高度な「ながれ(流体)」を制御するテクノロジーを生み出しています。
 バルブは一般的にはあまりなじみのない製品ですが、現代社会のさまざまなシーンにおいて、みなさんの生活を陰ながら支えています。
 例えば、日本が世界に誇る半導体技術。パソコンや携帯電話で使用される高性能の半導体チップを製造するには、極めて微細なホコリも混入させずに超微量の特殊ガスを制御する技術が求められます。この「ながれ」制御のため、フジキンで製造した高品質バルブが役立てられています。
 このほかにも、宇宙開発の分野ではロケット燃料の制御や宇宙空間における生命維持装置などの特殊用途向けに用いられています。まだ記憶も新しい昨年11月24日、H2Aロケット29号機が打ち上げられましたが、このロケットのエンジンにも、フジキンのバルブが実装されているのです。
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 フジキンが宇宙開発用のバルブ生産について、宇宙開発事業団NASDA(現・国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構JAXA)から委託を受けたのは、いまから約40年前のことです。
 宇宙に飛び立つロケットの液体燃料エンジンを稼働させるためには、マイナス253度の液体水素と、マイナス183度の液体酸素をエンジンの燃焼室で混ぜ合わせ、燃焼させる必要があります。これらを適切に制御するのが、ロケットエンジンのバルブシステムです。要求水準は非常に高く、当時は試行錯誤の繰り返しでしたが、その経験がフジキンの技術レベルを数段上に引き上げました。そして現在に至るまで、フジキンはロケットのキーテクノロジーを担う企業として、優れたバルブを開発し続けてきました。
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 いまの日本では、海外を生産拠点としてものづくりを行い、そこで製品を積極的に販売するグローバル企業がとても増えています。フジキンでもベトナムや上海、台湾などに拠点を構え、ワールドワイドな展開を行っています。
 その意味で、これから製造業で活躍したいと考えている若いみなさんには、見知らぬ国で積極的に行動を起こすことができる、起業家(アントレプレナー)精神が求められています。ビジネスとして大きく花開く「いいもの」を生み出すために、熱意を持って努力できる社会人を目指していただきたい。
 フジキンではそのような人財宝を強く求めています。新しいものを生み出したい、やりたいことに挑戦し、そして実現したいという気概のある若いみなさんを大歓迎いたします。
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