優良成長認定委員会 合同企業面接・相談会を実施
2014年3月6日 木曜日
優良成長企業認定委員会は11 月20 日、六本木ヒルズ(東京都港区)の「六本木ハリウッドホール」において、就活生と優良成長企業を結ぶ面接・相談会を開催した。
参加企業はいずれも優良成長企業認定を受け、従業員が働きやすい職場環境づくりの形成に向けた取り組みについて一定の評価を受けている企業群だ。
当日は、計19企業の人事・採用担当者が個別相談ブースを設置。来場者を迎え、最新の企業動向や採用ニュースなどの情報提供を行った。同時に、4 年生に対しては面接試験も行われた。
参加者の中には、遠路はるばる群馬県から駆けつけたという就活生の姿も。「友人に誘われて、ほかの就活生にまだ知られていない企業の情報が得られることを期待して参加しました」と、やや興奮気味に語った。
この日、目玉となったのは、「プロが教えるメイクアップ講座・就活着こなしテクニック」と題した、事前予約者のみを対象とするセミナーだ。講演を担当したのはハリウッド大学院大学(東京都港区)の講師・玉利かおる氏と近藤サヨ氏。
「私が面接官であれば、いまのような挨拶をしたみなさんは落とします」と、時には苦言を呈する場面もあり、就活生はみな一様に真剣な表情で講演に聞き入った。さらに終盤では「まずは大きな声で、元気よく発言するよう心がけましょう。面接に臨む際は、最寄り駅のお手洗などで鏡を見ながら、もう一度身だしなみを確認してみると良いと思います」と、アドバイスを送った。
優良成長企業認定委員会の機関メンバーの一社で『フジサンケイビジネスアイ』を発行する株式会社日本工業新聞社の縣あがた良二代表取締役社長は「就職活動は学業が優秀であれば成功するというものではありません。より行動を起こした学生が、マッチングする会社に出合うことに成功するのです。興味のある企業の良いところを見極めながら、チャンスをつかむために行動する努力を重ねてください」と、就活生に向けて熱いエールを送った。
また、同じくメンバーである大学新聞社の白田康則代表は「今後も意欲ある学生たちのために、優良成長企業との出合いの場をさまざまなルートを通じて提供していきたいと考えています」と、学生の就職支援に向けてさらに強い意気込みを見せた。