就活支援ジャーナル

send コミュニケーションのプロフェッショナルがそっと教える極意「笑顔の就職活動」

2015年5月21日 木曜日

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 OB・OG訪問など、社会人の方とコミュニケーションを取る場面が増えてくる時期です。せっかくの機会ですから、有意義な場にしたいものですね。
 みなさんにも、「クスッ」と笑いが出ることで会話が盛り上がった経験があるんじゃないかと思います。それは就職活動でも同じです。会話の中に「笑い」を取り入れることで社会人の方との距離を縮めることができれば、その分内定もグッと近づいてくるのではないでしょうか。
 もちろん、企業の方なのですから友人と同じようにはいきませんし、相応のマナーも求められます。ただ、「笑い」で緊張をほぐし、相手の方がハートをオープンにしてくれて、「ホンネ」で企業の実情やアドバイスを語ってくれるようになればしめたもの。
 今回は、親しみやすい印象を作る笑顔のコミュニケーションについて、一緒に考えてみましょう!
 OB・OG訪問や面接試験での「雑談」では、相手の方は基本的に「リラックスして会話をしたい」と考えています。ですから、まずは肩の力を抜くようにしましょう。
 会話を弾ませるためのテクニックの一つとしては、「ツッコミどころ」を用意することが有効です。
 例えば自己紹介をする場で単に「○○大学の△△です」とだけ話すのではなく、自信満々に「今日は少しでもカッコ良く見てもらいたくて3時間かけて髪をセットしてきた○○大学の△△です!」と名乗ってみれば、相手に「何それ!?(笑)」と思ってもらえるでしょうし、「普段はどんな髪にしているの?」など、次の話題を振ってもらえるかもしれません。
 また、先方から「趣味は何ですか?」と聞かれる場面もあるでしょう。その時にも単に「読書です」「旅行です」とだけ答えるのではなくて、相手が「ツッコミどころ」を見つけられるような返しができることが望ましいですね。「江戸川乱歩が好きです」「旅先で女性の服を見つめるのが好きなんです」など、具体性を持たせることで、相手も次の質問を頭に思い浮かべやすくなります。

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 私がラジオ番組でゲストに質問をする際に心がけているのは、「相手がしゃべりたいことは何だろう」と考えることです。
 社会人の方々は後輩に対し「自分の会社について話したい」「仕事の楽しさや難しさについて語りたい」と思っているからこそ、お話の場を設けてくださっています。
 だから、「相手が話したいこと」を引き出す質問をすることで会話は盛り上がりますし、結果的に有意義な情報をたくさん聞くこともできるはずです。
 そのためには、相手のことをよく調べて知っていなければいけません。先ほど述べた通り、アドリブの効いた会話をするためには事前の準備が重要なポイントになります。私もゲストを迎える時にはウェブサイトを必ず確認しますし、ブログやツイッター、フェイスブックでもさまざまな情報を集めることができますから、入念な下調べを欠かさず本番に臨むようにしています。
 また、面接の「よくある質問」にどう答えるか準備しておくのも必要です。アドリブの効いた会話をするためには、事前準備をしっかりと行っていくことがとても重要です!そして、ニュースに目を通して話題をストックしておくのも大切です。
 もちろん、時間は有限ですからどれだけ深く相手のことを調べようとしても、調べ切れるものではありません。どんなに時間をかけても、相手の会社について100パーセント理解できるわけではありません。おそらく、分からないことが少なからず出てくるでしょう。しかし、精一杯の準備をしたのですから、それでも分からないことは「申し訳ありません、ここが分からないので教えてください」と、素直に聞いてしまいましょう。
 そうした「一生懸命さ」「素直さ」はきっと、企業の方々に好印象を与えるに違いありません!
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