就活支援ジャーナル

send コミュニケーションのプロフェッショナルがそっと教える極意『笑顔の就職活動』

2016年2月12日 金曜日

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 この時期、とても使いやすい雑談のネタの一つ、それが「鍋料理」です!多くの家庭で親しまれるポピュラーな料理でありながら、人によって意外と個性が出る料理でもあります。例えば、味つけ一つをとっても、醤油や味噌、ごまだれやポン酢などさまざまですが、私のオススメは何といっても「めんつゆ」。味が濃すぎず薄すぎず、食べやすい塩梅になるのがとても良いと思います。みなさんの家ではどんな鍋を作っていますか?
 ほかにも取り扱いが簡単な雑談のネタとしては、自分の日常の中で大変だったことや災難だったことなどを、笑い話として挙げてみるのも良いかもしれません。例えば、傘もないのに雨や雪に降られたときの思い出や、電車のドアが目の前でタイミング悪く閉まった瞬間、急いでいるのに長蛇の列に巻き込まれた瞬間の話など、ちょっとした失敗や災難に巻き込まれる経験は誰にでもあるものですから、共感を呼ぶことも比較的難しくありません。
 それこそ、この時期は寒い日々が続きますので、寒さ対策をどうしているのかなどのお話をするのも、無難な「雑談」のネタの一つになり得るはずです。例えば、私が実践しているのは、自分の体温を下げないようにすること。時間をかけてお風呂に入ったり、温かい恰好をして眠るなど、基本的な生活習慣に気をつけています。そうしたキチンとした生活を心がけているということは、面接官にとって意外と見逃せないアピールポイントの一つになるかもしれません。
 また、さまざまな新聞を読んで興味や関心のあるニュースの内容を覚えておくことはもちろん重要ですが、さらに一歩踏み込んだ話をするためには、そのトピックについて「自分の考え」を「自分の言葉」で話せるようにすることが効果的ではないかと思います。
 もちろん、面接では志望動機や自己PRをしっかり述べるのが最も重要ですが、場を和ませるための引き出しの一つとして、覚えておくのも良いのではないでしょうか。
 いずれにしても、重要なのは普段の会話から、このように相手を楽しませるための話題の振り方を心がけてみることです。普段から相手を和ませる話し方を習慣づけることができれば、面接のようなフォーマルな場でも自然とそうした振る舞いが出てくるのではないかと思います。
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 前提として、まだ今年度の就職活動は終わっていませんから、最後まであきらめずに活動することが重要です。時期にとらわれずに通年採用を行っている企業や、卒業目前になって内定辞退が発生し、再度求人を出すという企業は少なくありません。
 現在も就職活動に挑んでいるみなさんの周りには、あるいは、ひと足先に内定先が決まったという友人・知人が少なくないかもしれません。
 もしかしたら、焦りとまではいかなくとも、少し落ち着かない毎日を過ごしてしまうことだってあるでしょう。
 ただ、忘れないでいただきたいのは、最終的に一社に内定を取ることができれば就職活動は「成功」だということです。この一年間、さまざまな反省点がもしかしたらあるかもしれませんが、それらは必ずみなさんの中に息づいています。確実に、一年前の時点よりも成長したみなさんがいるのですから、そのことに自信を持っていただければと思います。
 なお、すでに内定を得た方を含めてお伝えしたいのは、ある意味では当たり前のことですが、就職活動は人生のゴールではないということです。卒業後もまだまだ人生は続きます。
 もし自分の理想とする形で初職に就くことができなかったとしても、あるいは卒業までに就職が決まらなかったとしても、自分の手で職場を働きやすい形に変えていったり、再就職や独立を目指したり、より良い条件の企業にキャリアアップするなど、人生にはさまざまなルートが考えられます。反面、いま良いと思える会社に勤められたとしても、一生安泰でいられる確証はどこにもありません。
 そのためにも、自分にとってのぶれない「働く目的」をしっかり意識していただくことが大切ではないかと思います。お金のため、生活のため、自分の人生を充実させるため―。さまざまな形があると思います。新卒で企業に就職することは、そうした目的を満たすための一つの手段にすぎません。だからこそ、どのように働き、生きていくのかを卒業後も柔軟に考えていただければと思います。それができれば、きっとどんな困難がこの先の人生にあっても大丈夫です。
 みなさんにとって悔いの残らない進路選択が実現し、より良い今後の人生が送ることができるよう、心から応援しています!
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