就活支援ジャーナル

send コミュニケーションのプロフェッショナルがそっと教える極意『笑顔の就職活動』

2015年12月11日 金曜日

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 就職活動はまだまだこれからが本番です。一般企業の方々を対象とするセミナーや講座に参加していて思うのは、中堅・中小企業の経営者や人事・採用担当者の方々は、まだまだ積極的に学生のみなさんを採用したいと考えているということです。
 そんなこの時期に意識しておきたいのは、「あきらめずに行動を起こす」ということです。企業説明会に参加したり、大学のキャリアセンターに足を運ぶことで、優良企業の情報を手に入れたり、意気投合できる人事・採用担当者に出会える可能性は高まります。
 また、杓子定規にものごとをとらえ過ぎず、柔軟に行動を起こすことも大切だと思います。
 例えば、自分に合っていそうな素敵な企業に出合うことができたとします。ただ、その企業は今年度の採用をすでに終了してしまっていました。そうした場合でも「採用を終えているからあきらめる」のではなく、その企業に電話をかけてみて「どうしても入社したいんです」とお願いすれば、特別に面接をしていただける可能性があるかもしれません。実際に「ちょうど内定辞退があって採用枠が空いていたため、飛び入りでエントリーしてきた就活生を採用した」という、企業の方のお話をうかがったことがあります。
 また、面接試験が始まる前に企業に連絡し「試験の前にぜひ一度、オフィスにおうかがいさせてください」とお願いした就活生がいたというケースも耳にします。この就活生が見学を通して会社への理解を深め、その後の面接を有利に進めることができたのは言うまでもありません。もちろん、必ずしもすべての企業を相手にうまく行くわけではありません。先ほどの例で言えば「今年度の採用は終了しました」「会社見学は受けつけていません」と告げられ、取りつく島もなく終わってしまうこともあるでしょう。ただ、そうなっても次の企業にアプローチすればいいだけのことです。失敗を恐れず、積極的に行動を起こす熱意を持っていれば、必ずそれを評価してくれる企業が現れます。どんどん自分を企業にアピールしていきましょう!
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 結論から言ってしまえば、100パーセント完全に自分の「やりたい仕事」ができる社会人は、この社会の中でもそうはいないのではないかと思います。むしろ、入社する時点で「やりたい仕事」とは大きく異なる仕事をしているケースも少なくありません。
 私自身、「モエヤン」としてお笑いの仕事を始めた当時は、独立してラジオのパーソナリティを務めることになるとは想像もしていませんでした。学生時代に「やりたい」と思っていたわけではないのです。
 ただ、それでいまの仕事を「やりたくない」「つまらない」と思っているかというと、決してそのようなことはありません。ラジオパーソナリティはさまざまなゲストの方との出会いがあり、一日たりとも同じような内容の放送になることがなく、新鮮で刺激的な毎日を過ごしています。私の中では、ラジオパーソナリティは揺るぎない「やりたい仕事」となっています。
 その意味では、自分の目の前にある仕事を「やりたい」と思えるようになることが重要ではないかと思います。もし私が「お笑いをやりたい!」という考えに凝り固まっていたら、ラジオパーソナリティに魅力を感じることはできなかったでしょう。
 就職活動を継続中のみなさんは、今後もさまざまな企業の情報を目にすることでしょう。もし、みなさんが自己分析の過程で「やりたい仕事」を考えることにとらわれ、エントリーする企業の選択肢を狭めているのだとしたら、それはもったいないことです。
 まずは、求人票や企業説明会などでコンタクトした目の前の企業の仕事を「やりたい」と思うよう心がけ、いまからでも特定の業種にこだわり過ぎず、広い視野で企業研究に臨むことをオススメします。
 それまでまったく興味のなかった企業でも「仕事をやってみたい」と思えるかもしれません。

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