就活支援ジャーナル

send 【必見】今からでも間に合う!! 見つめ直す就職活動

2017年4月13日 木曜日

就職活動の一つの区切りとなるのが「内定式」だ。そこからはや4 カ月が経ち、周りが就職活動を終えている状況に焦りを感じる学生も少なくない。しかし、この時期になっても、いわゆる「冬採用」を実施する企業があるのも事実だ。もちろん、冬採用は、「求める企業」と「求める学生」のマッチングがこれまで以上に重要になってくる。なぜ、「内定」が得られないのか―。ある意味、いままでの就職活動を見直す絶好のチャンスを目の前に、少し考えてみよう。

マッチングを重要視する最終盤・冬採用に注目!!

いまの就活生の多くは、平成28 年3 月に就職活動がスタートし、多様な業界の中から志望企業や希望職種を描き出しながら、内定を獲得するために全力で走り抜いて来ただろう。実際、〝売り手市場〞とも喧伝される昨今の就職内定率は高く、直近では84.5%という数字が明らかになっている( 厚生労働省、1 月20 日発表)。 こうした状況に、未内定の学生は焦りや不安を抱えているに違いない。また、早々にあきらめ、留年や就職浪人を覚悟している人も少なくないと聞く。しかし、安穏としていられないのは、例えば内定辞退者の続出により、採用予定人数が埋まっていない企業なども事情は同じだ。そのため、2 月から3 月にかけて、「求める人材」を何とか見つけ出そうと、ハローワークに「求人申込」をしたり、民間の人材紹介会社をリサーチしたり、あるいは絶対数は少ないものの、学内で行われる「合同企業説明会」などに参加したりというように、あらゆるチャンネルにアンテナを張っているケースも珍しくない。 学生と企業が双方とも必死となるこの時期の就職・採用活動で重要視されるのは、企業が求める人材と就活生が求める条件のマッチングにほかならない。2 月を過ぎると採用基準を下げる企業も一部見受けられるが、だからと言って、どのような人材でも良いというわけではないのが現状だ。例えば、「都内在住」「通勤1 時間以内」「保育士の有資格者」など、要件が細かく提示される場合もある。そうした人材像に合うかどうかが今後の行方を大きく左右することになるはずだ。  

自分の就職活動を振り返り外せない条件を絞り込む

こうした背景を理解した上で、これから「冬採用」に臨もうとするのであれば、まずはいままでの就職活動を見つめ直す機会を作って欲しい。例えば、水産・農林・建設・製造・IT・金融・保険・不動産・サービス業など、業界は極めて多様だ。しかし、そのようにさまざまある業界の中で、先入観やイメージだけにとらわれて、特定の業界に固執し過ぎていたということもあり得るだろう。 自分が希望する業界や職種を目指すことは決して悪いことではないし、むしろセオリーだ。だが、実は見ていたのは、雇用条件や勤務地、福利厚生などではなかったか。こうした点はいま一度改めて振り返ることが必要だ。その意味では、友人や家族などにそれまでの就職活動の状況を話すのも一つの手段である。客観的な意見に接することで新たな発見や可能性に気づくこともあるだろう。 また、視点を変えて、経済紙の『フジサンケイビジネスアイ』や教育業界紙『大學新聞』など、さまざまな業界事情や採用市場に精通したジャーナリズムらが後援する「優良成長企業認定制度」に基づく認定企業をウェブサイト等で確認して、これまで考えもしなかった多くの企業を目にするのも効果的だろう。

新卒予定者だからこそ活用「新卒応援ハローワーク」

新卒応援ハローワーク」厚生労働省が主導する「新卒応援ハローワーク」は、現に就職活動中の学生や卒業後3 年以内の人を専門に支援する国のワンストップサービスのこと。ハローワークと聞くと仕事を辞めた人が次の就職先の紹介を求めていく機関、失業保険の給付の手続をする場所だというネガティブなイメージを持っている人も少なくないだろう。 しかし、この仕組みのもとでは、企業の人事・採用担当経験者やキャリアコンサルタントの有資格者など、経歴も背景も多様な「ジョブサポーター」と呼ばれる相談スタッフが就職活動を個別にサポートしてくれるようになっている。 新卒応援ハローワークは、各都道府県に最低でも1 カ所、全国57 カ所( 平成27 年度)あり、国としての事業であるため無料でさまざまなサービスを利用できるのが嬉しい。エントリーシート作成技法や書類添削、応募先企業の選定、また面接対策のほか、臨床心理士による心理相談など多彩なメニューで求職者を支援している。とりわけ大きな特長の一つが、求人企業の特色や採用のポイントを把握しているため、一人ひとりに合った、〝マッチング度の高い〞企業を紹介することが可能だという点だろう。徹底したサポートにより、着実に実績を上げてきており、利用者数58 万5,000 人、就職件数20 万6,000 人(いずれも平成27年度)というように、若者の安定的な雇用を確保する手段と言って良さそうだ。 未内定の新卒予定者だからこそ利活用を考えたい、国の就活支援サービスだ。

働き方と生き方を考えるU ターン& Ⅰターン就職

最近、しばしば耳にするのが「U ターン就職」と「Iターン就職」だ。U ターン・I ターン就職希望者のための合同企業説明会や採用選考も各地方・地域で実施されており、冬採用でも注目したい選択肢の一つだ。 U ターン就職とは、地方出身の若者が、大都市圏の学校に進学し、故郷に戻って就職を果たすというもの。生まれ育った故郷で働きたいという考え方が広がりを見せている。一方、Iターン就職とは、大都市圏や都会出身の学生が地方での就職を選択するというパターンだ。これ以外にも「Jターン」と呼ばれる、地方から都会の学校に進学し、就職の際に出身地や故郷とは別の地域やエリアで働くという考え方もある。 それでは、なぜそこに注目するべきなのか。それは、近年声高に叫ばれる「地方創生」に起因する地方経済の動きがあるからで、「Uターン」や「I ターン」などでの採用枠数が拡大する傾向が見受けられるからだ。もちろん、地方を活動拠点とする企業のすべてがそうだというわけではないが、地方創生を一つの契機として、新卒者採用に積極的になっている企業があるのも否定できない。各都道府県や市町村単位でU ターン・I ターン就職を希望する学生のためのウェブサイトも相次いで立ち上がり、数多くの求人情報が掲載されている。冬採用を目指す上で、一つの選択肢として考えるのもアリだろう。

「若者雇用促進総合サイト」とは?

厚生労働省が展開する「若者雇用促進総合サイト」では、若者雇用促進法に基づいて職場情報を提供する企業を検索することができる。また、新卒予定者・既卒未就職者の就職を支援する「新卒応援ハローワーク」(別項参照)の紹介や若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業(ユースエール認定企業)の紹介など、就職活動に役立つ有益な情報が盛り込まれている。
主として就活中の新卒予定者や学生の利活用が想定されたサイトであるため、現に新卒予定者の採用を検討している企業にとっては、新たな周知広報の手段ともなっている。2月・3月という限られた期間で就職活動に取り組もうとする学生にとってはぜひとも、実効の上がる情報収集策の一つとして活用したいサイトだ。
      厚生労働省の地方支分部局である各都道府県労働局では、大学生等を対象とする就職面接会や企業説明会等を3 月まで複数開催する予定だ。具体的には、参加企業・事業所との個別面接やカウンセリング・職業相談、キャリアプラン相談、あるいは求人情報等各種情報の提供や採用プロセス等の詳細説明など、この時期だからこそすぐに知りたい内容がラインナップされている。 注意事項 ❶2月6日~2月22日までに開催予定の主なイベント等の日程を掲載(一部抜粋)。 ❷開催日程や内容が変更になる可能性がある。 ❸各都道府県労働局のウェブサイトに参加企業等の情報を順次掲載予定。 *2/23以降のスケジュールなど、詳細については各都道府県労働局に問い合わせのこと。

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