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send LINE証券、初心者取り込み サービス開始で「LINE経済圏」の構築加速

2019年8月21日 水曜日

メディアからの写真撮影に応じるLINE証券と野村ホールディングスの関係者=20日、東京都港区   無料通信アプリのLINE(ライン)と野村ホールディングス(HD)が共同で設立したLINE証券(東京都品川区)は20日、スマートフォン向けの投資サービス「LINE証券」を開始したと発表した。LINE証券が選別した100銘柄を1株単位から少額で売買できるなど、未経験者や若年層を取り込む。LINEは金融分野を戦略的事業と位置付けており、通信アプリで得た8100万人の会員を基盤に、LINE経済圏の構築を加速させる。 「働く世代の利用者に寄り添い、資産運用を身近なものにしていく」 同日、都内で開かれた記者会見で、LINEの金融子会社LINEフィナンシャル(東京都品川区)の斉藤哲彦社長は力を込めた。 LINE証券は時価総額や配当利回りなどから100銘柄を選定したほか、9種類の国内上場投資信託(ETF)を取り扱う。1株、1口単位で売買ができるため、数百円から取引でき、3000円以下の株も多く選んだ。 操作性にもこだわり、LINEのアプリ上で約30秒で取引が完了する。米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」から始め、後日米アップルの「iOS」にも対応する。 スマホ決済「LINEペイ」からも利用できるなど、他のLINEの金融サービスとも連動する。LINEは少額保険や信用スコア事業なども手がけており、来年度には銀行も開業する予定。LINE証券は投資サービスとしてLINE経済圏の一角を担うことになる。   【用語解説】LINE(ライン) 2000年に韓国のIT大手が設立したハンゲームジャパンが前身。13年に現在の社名となった。無料通話アプリサービスを核とした広告事業や、ゲームや音楽の配信、QRコードによる決済など幅広い分野でサービスを展開する。16年7月に東京証券取引所と米ニューヨーク証券取引所に上場。18年12月期連結決算での売上高に当たる売上収益は2071億円。

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