就活お役立ちビジネスニュース

send JXと東燃ゼネ「強い企業に」 来年4月統合

2015年12月4日 金曜日

bsc1512040500002-p1    

■年1000億円以上の収益改善効果目標

  石油元売り国内首位のJXホールディングス(HD)と3位の東燃ゼネラル石油は3日、経営統合で基本合意した、と発表した。統合時期は2017年4月を目指す。JXHD傘下のJX日鉱日石エネルギーを存続会社として東燃ゼネラルと合併させ、東燃ゼネラルの株主にJXHDの株式を割り当てる株式交換方式で統合する。統合比率などは今後詰める。   同日、都内で会見したJXHDの木村康会長は「厳しい経営環境の下、両社の経営資源を結集し、強い企業集団をつくることが必要だ」と経営統合の理由を説明。東燃ゼネラルの武藤潤社長も「1足す1が2を超える企業価値を実現できる」と強調した。   今後、両社は製油所の再編といった合理化で、統合後5年以内に年間1000億円以上の収益改善効果を目指す。社名変更も検討する。JXHDの「エネオス」、東燃ゼネラルの「エッソ」「モービル」「ゼネラル」のガソリンスタンドのブランドは継続するが、将来は一本化を検討する。   石油製品の国内需要の低迷を背景に、業界再編が加速している。   bsc1512040500002-p2   JXHDと東燃ゼネラルが経営統合すれば、国内は合併で合意している出光興産・昭和シェル石油、コスモエネルギーHDの大手3社に集約される。     JXHDと東燃ゼネラルが経営統合すれば、国内は合併で合意している出光興産・昭和シェル石油、コスモエネルギーHDの大手3社に集約される。   原油安に伴う収益力の低下も再編を後押しする。JXHDの内田幸雄社長は「原油価格の変動に耐えられるよう、財務体質を強化する」と経営統合の狙いを強調した。 ◇   【用語解説】JXホールディングス   石油元売り最大手。新日本石油と新日鉱ホールディングスが2010年に経営統合して発足。傘下に「ENEOS(エネオス)」ブランドでガソリンスタンドを展開するJX日鉱日石エネルギー、資源開発を手掛けるJX日鉱日石開発、銅など金属事業のJX日鉱日石金属を抱える。15年3月期の連結売上高は10兆8824億円、最終損益は2772億円の赤字。3月末時点の連結従業員数は2万6415人。 ◇   【用語解説】東燃ゼネラル石油   国内石油元売り3位。「ゼネラル」「エッソ」「モービル」の3ブランドを展開する。2000年にゼネラル石油と東燃が合併して発足。米石油大手エクソンモービルが親会社だったが、12年に出資比率を大幅に引き下げた。14年2月に三井製油を買収。川崎市や堺市など国内4カ所に製油所がある。14年12月期連結決算の売上高は3兆4510億円、最終損益は139億円の赤字。14年12月末時点の連結従業員数は3512人。

フジサンケイビジネスアイ

就職コンサルナビ

イノベーションズアイ