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send 食品&ビール大手、増税前に“定番”刷新続々 価値向上で「納得感」演出

2014年3月24日 月曜日

bsc1403232246002-p1    消費税率の引き上げを前に、食品メーカーやビール大手が主力の定番商品の刷新に相次いで踏み切っている。増税後は購買意欲の冷え込みが懸念されるため「消費者の選択基準がより厳しくなり、各ジャンルでシェア1、2位の商品しか生き残れない」(飲料大手首脳)と判断。「増税前と同じ商品が値上がりした」との印象を与えないようにしたいといった事情も絡んでいるようだ。    ハウス食品は「バーモントカレー」など主力のカレールウ3商品を2月にリニューアルした。油脂量を減らし、カロリーを従来の製品よりも5~10%カット。消費者の健康志向にアピールし、足元の売り上げを前年比で約1割伸ばしている。    ミツカンは、看板商品の「味ぽん」などに、かける量が加減しやすい細口ノズルの新容器を導入。使いやすさで競合品に対抗する。    アサヒビールは「増税で消費者の可処分所得が減れば、納得したブランドを買い続けるはずだ」(小路明善社長)と予測し、「スーパードライ」の製法を1987年の発売以来初めて刷新。キリンビールも、節約志向の高まりで第3のビール人気が高まるとみて、シェア首位の「のどごし〈生〉」の味を改良した    各社の動きに見え隠れするのは、増税後に一層高まる値下げ圧力をかわそうという思惑だ。定番品は店頭での値引き競争に巻き込まれやすいだけに、商品価値を向上させて価格への“納得感”を高める必要があると判断した。    一方、あえて「値下げ」に踏み切り、節約意識に訴える動きもある。日清食品は増税後の4月7日から、カップラーメン「日清ラ王」シリーズの希望小売価格を現行の税別237円から198円に引き下げる。具材のモヤシを価格が安い白ネギに変更するなどコスト削減を重ね、税込みでも200円台前半と買いやすい価格に抑える。    容量や中身は変えないものの「商品イメージを新しくしたい」(乳業大手)との理由で、増税時期に合わせて定番商品の包装デザインを変更するメーカーも目立っている。

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