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send 謎の新型iPhone…揺れる観測報道 関連業界やきもき、発売遅延も?

2014年9月8日 月曜日

bsj1409080500004-p1 米アップルは9日午前10時(日本時間10日午前2時)にカリフォルニア州で新製品発表会を開催し、スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の新モデルを発表する見通しだ。 毎年秋の恒例行事となったが、今年は例年以上に観測報道が揺れ、期待される大画面モデルや腕時計型端末の投入が大幅にずれ込むという情報も出てきた。アイフォーンに業績を大きく左右される携帯電話会社など関連業界はやきもきしている。 アップルが報道機関などに出した新製品発表の招待状には「もう少し話せるといいのですが」などと書かれ、例によって9日に何が発表されるのか内容は不明だ。このため、以前から新聞やネットなどで絶えなかった観測記事が海外の新聞やネット上で再燃した。 それによると、新モデル「アイフォーン6(仮称)」は4.7インチと5.5インチと現行の「アイフォーン5s」より大型画面を採用し、より薄型になる見通し。同時に腕時計型端末「iWatch(アイウオッチ)」が発表されるという。   「6」は基本ソフト(OS)も刷新され、処理速度の向上も期待される。また、新たな機能として注目されているのが近距離無線通信(NFC)の搭載。これにより電子決済やモバイルウオレット(電子財布)が可能になる。アップルは、すでに電子決済の米ビザとマスターカード、クレジットカード会社アメリカン・エキスプレスなどとの提携に合意しているという。 「例年通り」に暗雲 しかし一方で、大型画面が間に合わず、5.5インチモデルの発売が例年より遅れそうだ、腕時計型端末の発売は来年になりそうだ、といった観測も世界を駆け巡っている。 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、アップルの腕時計型端末の発売が当初の11月から来年にずれ込む見通しだと報じた。アップルは発表会で同端末を初公開し、事前予約を受け付けるとしている。 アイウオッチについては国内の部品メーカー関係者も「来年以降になる可能性もある」と指摘。アップルにとって久々の新商品ジャンルと期待も大きかったほか、サムスンやソニーが腕時計型端末の新製品を相次いで発表する中、主役と目されたアップルの発売の遅れは今後のシェア争いに影響を与える可能性もある。   「6」についても先週、「アップルはアイフォーン6の発売日を10月14日に延期した」との報道が流れた。前2モデルは9月の発表後、10日ほどたった金曜日の発売開始が続いていた。例年通りならば今年は9月19日がその日に当たるが、今回は大幅にずれ込む可能性が出てきた。 業績を大きく左右 特に大画面の5.5インチモデルの発売が4.7インチモデルより遅れるとの観測が出ており、海外メディアの報道通りならば、発表後、発売まで異例の長さとなる。液晶画面など部品の調達が難航しているとされるが、真偽は定かではない。 国内の携帯電話大手が9月初旬、「19日発売を想定して(発売の)準備をしている」と話していたように、アップルからの情報は関係者でさえ限定的にしか伝えられていないもよう。アップルの事情とはいえ、アイフォーン新モデルをそろって販売するNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの携帯電話大手3社にとって、発売日が大幅にずれ込めば業績に大きな影響を与えそうだ。   依存ビジネス「死活問題」 携帯電話業界に限らず、アイフォーン人気の高い国内市場の「アイフォーン依存ビジネス」への影響は小さくない。家電量販店なども「年末年始の死活問題になります」(都内の大手家電量販店店員)と、「6」の発売時期に神経をとがらす。 アップルのこれらの「変調」を推測させるような噂も9月初旬に流れた。 「アップルがネガティブ報道の自粛作戦に出ている」というもので、報道機関やネットメディアの対策に乗り出したかのような話が浮上。事実確認はできていないが、一部のネットメディアでは実際にアップル関連の記事が短時間で削除されていた。 2日後には明らかになるアップルの新商品戦略。初期モデル発表以来7年が経過し、今では米グーグルのOS「アンドロイド」を搭載する陣営に世界の販売台数では水をあけられているが、話題性ではなお世界トップブランドに変わりない。

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