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send 自動車主戦場の競争力左右 トヨタ、今後5年で米に1兆円超投資

2017年1月11日 水曜日

  bsa1701110500003-p1   トヨタ自動車は9日、今後5年間で米国に100億ドル(約1兆1600億円)を投資すると発表した。豊田章男社長が米中西部デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーの会場で記者会見した。トランプ次期米大統領が5日、トヨタが進めるメキシコでの新工場建設を名指しで批判した後、社長が会見するのは初めて。米経済への貢献を表明することでトランプ氏の理解を得る思惑とみられる。ただ、トヨタはメキシコ工場について「現時点で計画に変更はない」(広報)としており、トランプ氏の批判を封じることができるかどうかは予断を許さない。   豊田社長は「米国には13万6000人の仲間(従業員)がいる」と述べ、米国での実績を強調。トヨタの世界最大の工場は米国にあるとも指摘し、雇用増に寄与しているとアピールした。さらに「過去60年間、米国で220億ドルを投資してきた」と説明。トランプ氏の大統領任期中に、米国での投資のペースを緩めない方針を強調したい考えもありそうだ。   100億ドルは、新型車の開発や工場の生産性向上、米国内にある人工知能(AI)の研究開発拠点や、テキサス州に設ける「北米本社」への投資に充てる。   トランプ氏は5日、メキシコ工場新設について「とんでもない。米国に工場を造るか巨額の関税を払うかどちらかだ」と方針変更を迫っていた。   雇用確保を重視するトランプ氏は、自動車各社の生産計画に干渉する発言を続けているが、各社の反応は分かれている。   日産自動車のカルロス・ゴーン社長は9日、ショー会場で記者団に「私たちはルールに従うだけだ」と述べ、事態の推移を見守る考えを示した。ホンダの八郷隆弘社長も同日、「従来通りの(投資)計画を持ちながら事業を伸ばしていきたい」と述べた。   欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は8日、米国内の工場の生産設備を増強し2000人を追加雇用すると発表。米フォード・モーターはメキシコ工場の新設を撤回した。(デトロイト 共同)

フジサンケイビジネスアイ

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