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send 東芝、「稼ぎ頭」失い様変わり 巨大損失のWH買収「誤りなかった」

2017年3月31日 金曜日

東芝の臨時株主総会に入る株主ら=30日午前、千葉市美浜区の幕張メッセ

米原子力事業の巨額損失で経営危機に直面する東芝の臨時株主総会が30日、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれ、半導体メモリー事業の分社化が承認された。東芝は4月1日に新会社「東芝メモリ」を設立。2017年度中に株式の過半を売却して巨額損失を穴埋めし、財務基盤の立て直しを急ぐ。

米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の経営破綻で巨額の赤字に陥る事態について、綱川智社長が冒頭、「ご迷惑ばかりおかけし申し訳ありません」と謝罪。出席した役員全員が壇上で頭を下げた。株主からは「突然の巨額損失は納得がいかない」と怒りの声が飛んだ。 原発事業を統括し、巨額損失の発生で会長職を引責辞任した志賀重範前会長は「健康上の理由」で姿を見せなかった。 総会では株主からの「WHの買収は経営判断の誤りではなかったか」との質問に、成毛康雄副社長が「適正な手続きを経ており、誤りはなかった」と強調。巨額損失については「原発建設コストの見積もりが増え、事業環境も大きく変化した」と釈明した。 上場廃止への懸念に関しては、綱川氏が「廃止にならないよう全力で努力する」と回答。志賀氏を会長に起用した人事については、指名委員長を務める小林喜光社外取締役が「他のメーカーや電力会社と協力していく上で、志賀氏の知見が必要だった」と説明した。 総会は歴代2番目に長い3時間半に及び、1343人が出席。質問者は26人と過去最多だった。

フジサンケイビジネスアイ

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