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send 日産連合、トヨタ抜き初の世界販売2位 首位VWを猛追、課題は北米と日本

2018年1月31日 水曜日

北米自動車ショーで公開した日産自動車の「Qインスピレーションコンセプト」=15日、デトロイト(ブルームバーグ)  

自動車大手8社は30日、2017年の生産・販売・輸出実績を発表した。これによると、日産自動車と仏ルノー、三菱自動車が組む企業連合の世界販売台数は前年比6.5%増の1060万8366台とトヨタ自動車を抜き、独フォルクスワーゲン(VW)に次ぐ2位に初めて躍進したことが分かった。

相乗効果の強さ 日産の世界販売台数は前年比4.6%増の581万6278台。米国と欧州、中国でそれぞれ過去最高の販売台数を記録した。 中国ではスポーツ用多目的車(SUV)「ヴェヌーシアT90」、セダンタイプの「シルフィ」などの販売が好調で12.2%増と伸びた。三菱自動車は10.3%増の103万454台。得意とする東南アジア市場が牽引(けんいん)した。 カルロス・ゴーン会長は昨年9月、22年にグループで年1400万台を販売する計画を打ち出した。「目標でもターゲットでもない」と、販売を着実に積み重ねると、自然に達成できる販売台数だと強調したが、実現すればVWを抜き去る可能性が高い。 三菱自の益子修最高経営責任者(CEO)は「企業連合が本格的に実を結ぶのは(20年4月からの)次の3カ年計画だ」と強調。具体的には車台の共通化や、3社それぞれの技術を互いに活用した新型車の開発など。17年の販売台数は単純な合算だが、相乗効果がこれを押し上げる展開になれば、企業連合の強さが際立ちそうだ。

北米と日本が課題

足元での課題は、米国と日本にある。日産の世界販売の4割近くを占める北米市場では、競争激化で「インセンティブ」と言われる販売奨励金の積み増しで収益性が悪化。北米での昨年12月の販売台数は、前年同月比12.5%減となった。日本でも新車の無資格検査問題の影響により、昨年12月まで3カ月連続で減少している。 8社の実績では、世界的な景気改善などを背景に、全社が世界での生産で前年を上回った。トヨタは、グループのダイハツ工業と日野自動車を含む世界販売台数が2.1%増の1038万6000台。既に公表しているVWも中国などで販売を伸ばし、4.3%増の1074万1500台と、2年連続の首位を堅持した。

フジサンケイビジネスアイ

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