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send 富岡製糸場、世界遺産に決定 認められた明治の技術革新

2014年6月23日 月曜日

cpd1406230500003-p1    カタールのドーハで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は21日、日本政府が推薦した「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)を世界文化遺産に登録することを決定した。日本国内の世界遺産は昨年の「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」(山梨、静岡県)に続き18件目。近代産業遺産は初めてで、明治期の高い技術革新が世界に認められた。    「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、西欧からの最新技術を導入して1872年に設立された富岡製糸場と周辺の養蚕関連施設の計4件で構成。富岡製糸場のほかに、近代養蚕農家の原型である「田島弥平(たじま・やへい)旧宅(きゅうたく)」▽養蚕技術の教育機関「高山社跡(たかやましゃあと)」▽岩の隙間から吹く冷風を利用して蚕の卵を貯蔵した「荒船風穴(あらふねふうけつ)」-がある。    文化庁によると、世界遺産委員会では富岡製糸場など4資産について「和洋折衷という日本特有の産業建築様式の卓越した事例」などと評価する決議が採択され、登録が決まった。    委員会を構成する21カ国中18カ国の代表らが発言して支持を表明したという。一方、委員会は富岡製糸場で働いた女性工員たちの指導者としての役割などについて研究を進めるよう求めた。今回の登録決定で日本の世界遺産は文化遺産が14件、自然遺産が4件になる。    世界文化遺産登録決定から一夜明けた22日、群馬県富岡市の富岡製糸場には観光客が押し寄せ、歴史ある施設を味わった。周辺の土産店には登録記念のポスターや花が飾られ、祝賀ムードを彩った。    午前9時の開場前から製糸場の正門近くには、雨にもかかわらず100人以上が傘を差して列をつくった。富岡市によるとこの日は6000人近くが見学した。

フジサンケイビジネスアイ

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