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send 出光興産・昭和シェル、臨時株総で統合承認 脱石油“次世代の柱”育成課題

2018年12月19日 水曜日

出光興産の臨時株主総会が終わり、会場から外に出る株主ら=18日午前、東京都港区  

2019年4月1日の経営統合で合意している石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油は18日、東京都内でそれぞれ臨時株主総会を開き、株主から統合の承認を得た。

出光の大株主である出光創業家の反対で統合は大幅に遅れたが、これで実現が決まった。17年4月に発足した最大手のJXTGホールディングス(HD)に次ぐ勢力が誕生し、国内の元売り大手はコスモエネルギーHDを含む3グループへの集約が進む。 両社の臨時株主総会で提案された統合に関する議案が原案通り可決された。 統合は株式交換の方式で実施し、出光が昭シェルを完全子会社化する。昭シェル株は19年3月27日で上場廃止となる。統合新会社の商号は「出光興産」だが、対外的には「出光昭和シェル」の呼称を使う。両社のガソリンスタンドで用いるブランドは当面維持する。 新会社の社長には、出光の木藤俊一社長が就任。出光の月岡隆会長と昭シェルの亀岡剛社長は代表権のある会長と副会長に就く。出光創業家の一員で出光昭介名誉会長の長男、正和氏は非常勤の取締役となる。 両社は15年7月に統合協議の本格化を発表し、同年11月には統合に関する基本合意書を締結。だが、16年6月の出光の定時株主総会で出光創業家が反対を表明したことで暗礁に乗り上げて膠着(こうちゃく)状態が続いた。新会社の取締役に創業家側の関係者が入ることなどを条件に創業家の主要メンバーが賛同に転じたため、両社は今年7月、19年4月の統合で合意したと発表した。

フジサンケイビジネスアイ

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