就活お役立ちビジネスニュース
- HOME
- 就活お役立ちビジネスニュース
- 出光と昭シェル、合併を延期 「ベストなパートナーは揺るがず」
出光と昭シェル、合併を延期 「ベストなパートナーは揺るがず」
2016年10月14日 金曜日

経営側は創業家に協議を申し入れていたが、創業家は7月11日の会談を最後に申し入れを拒み、話し合いは止まったままとなっている。両社は昨年7月、経営統合することで合意し、11月に経営統合の方式を合併とすることを決めた。現在、公正取引委員会の企業結合審査を受けている。出光と昭シェルの合併延期が判明したのを受け、13日の東京株式市場では両社の株価が下落した。
◇ 出光興産の出光昭介名誉会長ら創業家側は13日、出光と昭和シェル石油が合併時期の延期を発表したことを受け、株主や取引先、従業員に不安定感が広がっているとして、「速やかに、かつ明確に『合併の白紙撤回』を決断してほしい」とするコメントを発表した。創業家側は、今回の合併が性質の異なるものを一緒にする「木に竹を継ぐ」ようなものだと指摘。その考え方は「今後も変わらない」と強調し、妥協する考えがないことを示した。今後の対応は、経営側がどう対処するかを見極めた上で検討するとした。