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send 公示地価 投資増、住宅地9年ぶり上昇 地方中核4市、全用途でプラス3.9%

2017年3月22日 水曜日

公示地価が11年連続で最高になった東京都中央区「山野楽器銀座本店」(手前左から3棟目)。左下は銀座4丁目交差点付近

 国土交通省が21日発表した今年1月1日時点の公示地価は、住宅地の全国平均が前年比0.022%上昇とリーマン・ショックが起きる前の2008年調査以来、9年ぶりに下落が止まり、わずかながらプラスに転じた。商業地、工業地を含む全用途平均も0.4%のプラスで上昇幅は0.3ポイント拡大。三大都市圏より値上がりが著しい札幌、仙台、広島、福岡の地方中核4市では、全用途でプラス3.9%と上昇幅が拡大した。

 住宅地の前年の全国平均はマイナス0.2%だった。国交省は住宅ローン減税や低金利政策を背景に、住宅需要が堅調なため上昇に転じたと分析している。ただ、三大都市圏ではマンションの高騰が響き、上昇が鈍る地点も増加。名古屋圏は0.6%に縮小し、大阪圏は横ばいとなった。 商業地の全国平均はプラス1.4%と2年連続の上昇。訪日客の増加でホテル用地の需要が高い主要都市や、再開発の進んだ地域などが押し上げ、前年の上昇率を0.5ポイント上回った。 商業地の上昇率は三大都市圏の3.3%に対し、地方4市が6.9%と大幅に上回った。地価が比較的割安で、投資が集まっているためとみられる。このため地方圏全体ではマイナス0.1%に下げ幅が縮んだ。 全国最高額は東京都中央区の「山野楽器銀座本店」で、1平方メートル当たり5050万円(25.9%上昇)。最高上昇率の地点は大阪市中央区の「づぼらや道頓堀店」でプラス41.3%だった。    

フジサンケイビジネスアイ

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