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send スズキ不正で5月販売18%減 投資渋り信頼失墜 長期低迷の懸念も

2016年6月1日 水曜日

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会見で謝罪するスズキの鈴木修会長(左)=31日、国土交通省
  「燃費に影響なし」とする再報告を国土交通省に行ったスズキだが、データを法令と違う不正な方法で測定していた事実に変わりはなく、信頼とブランドは失墜した。問題発覚でスズキの5月の軽自動車販売は2割弱も減少。不正問題によるイメージ悪化で消費者離れが進めば、販売低迷が長期化する恐れもある。   「5月の軽販売は18%減った」。スズキの鈴木修会長は31日の記者会見で、不正問題の発覚後、販売が激減したとの認識を示した。   bsa1606010500003-p2   不正を働いた自動車メーカーに対する消費者の目はとりわけ厳しく、不正発覚後は、確実に顧客離れが進む。昨年9月に排ガス規制逃れ問題が発覚したドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の1~4月の世界販売は前年同期比2.0%減少。また4月に軽で燃費の不正問題が発覚した三菱自動車の4月の国内軽販売はほぼ半減している。   スズキの国内販売はただでさえ苦戦。利益重視で軽の値引きを控えているためで、1~4月の国内販売は3.2%減った。不正問題に伴うイメージ悪化で、6月以降もスズキ車を購入の選択肢から外す消費者が増える可能性はあり、販売への影響は避けられない。   スズキは今回の不正問題の原因として「法令違反に関する関係者の認識不足」(鈴木会長)を挙げた。実際、今回の不正は、車両の試験コースが海に近く、風の影響を受けやすかったことから、屋外ではなく、室内設備を使ってデータを取得したために起きた。同社は、問題の改善に向け試験コースに2億円程度を投じて防風壁を建設する。ただ、対応が遅きに失した感は否めず、わずかな投資を渋って「信頼」というかけがえのないものを失った。(今井裕治)

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