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send 今年注目された株主総会と主な注目点 相次ぐ不祥事、株主の積極関与増

2019年6月28日 金曜日

東京証券取引所に上場する3月期決算企業の定時株主総会が27日、ピークを迎えた。この日は賃貸アパートの施工不良問題で経営立て直しが急務となっているレオパレス21や、完成車の検査不正が発覚したスズキなどが株主総会を開いた。企業の不祥事や経営の混乱が相次ぐ中、コーポレートガバナンス(企業統治)改革は株主の最大の関心事となっている。 東証によると、27日は東証の4つの株式市場に上場する企業の30.86%に当たる719社が株主総会を開催。株主総会の集中率は1995年をピークに低下してきたが、この数年は3割前後に落ち着いている。株主にとって、複数の株主総会に出席することが難しいという問題は現在も残されたままだ。 一方、株主総会の場を活用して、積極的に経営に関与しようとする株主が増えてきている。三井住友信託銀行によると、今年の6月株主総会で株主提案を受けた企業は過去最多の54社に上る。内容も自社株買いや増配、独立性の高い社外取締役の選任、取締役の報酬額改定、不祥事が起きた場合を想定した第三者委員会設置に関する定款変更など多岐にわたり、議論も活発化している。 主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の開幕を28日に控え、例年は大阪で開催する企業がほかの都市に会場を移す動きもあった。27日はパナソニックが神戸市、武田薬品工業が横浜市で開催した。   ■今年注目された株主総会(社名/主な注目点) JR九州/海外機関投資家の株主提案に議決権行使助言会社が賛成を表明 野村ホールディングス/情報漏れ問題をめぐる経営陣の責任 日産自動車/企業統治改革議案をめぐるルノーとの対立 LIXILグループ/取締役の選任をめぐる新旧経営陣の対立 スルガ銀行/投資用不動産の不正融資問題で経営立て直し 武田薬品工業/巨額買収をめぐる経営判断の是非 レオパレス21/賃貸アパート施工不良問題での信頼回復 スズキ/検査不正問題に関する経営陣の責任    

フジサンケイビジネスアイ

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