就活お役立ちビジネスニュース

send 中国 GDP再び鈍化、6.2%増 4~6月期 92年以降で最低

2019年7月17日 水曜日

中国国家統計局が15日発表した今年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年同期比6.2%増だった。4四半期ぶりに下げ止まった今年1~3月期と比べて0.2ポイント鈍化し、再び減速に転じた。中国の四半期ベースの成長率としては記録のある1992年以降で最も低い水準となった。米中貿易協議が5月に決裂し、双方が追加関税率を引き上げたことが影響して輸出が伸び悩んだ。6月の米中首脳会談で協議再開に合意したものの、先行き不透明感から内需も力強さを欠いている。 主な経済指標をみると、上半期(1~6月)の工業生産は前年同期比6.0%増で、伸び率は2018年上半期よりも0.7ポイント鈍化した。自動車の生産台数は14.2%減となり、18年7月から12カ月連続で前年割れが続く深刻な状態だ。 消費動向を示す小売売上高も8.4%増と1.0ポイント減速した。全体への影響が大きい自動車販売が6月は前年同月比で17.2%増と回復したものの、上半期では1.5ポイント鈍化の1.2%増と振るわなかった。 企業の設備投資を含む固定資産投資は5.8%増で0.2ポイント減速し、うちインフラ(社会基盤)投資は4.1%増で3.2ポイント下がった。一方、不動産開発投資は10.9%増と1.2ポイント加速した。 国家統計局の毛盛勇報道官は15日の記者会見で、大幅減税などの積極的な財政政策について「既に効果が出始めており、下半期もはっきり表れるだろう」と指摘する一方、「現在の投資水準は依然として低く、さらに改革を深め、経営環境を改善しなければならない」と述べた。今年上半期のGDPは前年同期比6.3%増となり、中国政府が定めた19年の成長率目標「6.0~6.5%」の範囲内に収まっている。18年のGDP成長率は28年ぶりの低水準となる6.6%だった。(北京 西見由章)

フジサンケイビジネスアイ

就職コンサルナビ

イノベーションズアイ