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send ルノー、強力な連合の復活優先 FCAとの交渉再開には含み

2019年6月14日 金曜日

フランス南部ニースの販売店に掲げられたルノーのロゴ (ロイター=共同)

フランス自動車大手ルノーの株主総会が12日、パリで開かれた。ルノーのジャンドミニク・スナール会長は欧米大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との経営統合交渉が白紙となったことについて「本当に残念」としながらも、「将来は分からない」と交渉再開の可能性に含みを残した。 日産自動車などとの企業連合に関しては、前会長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン被告の事件で「傷ついた」と指摘した上で「優先事項は強力な連合を復活させることだ」と関係修復を進める考えを強調した。 総会は、スナール氏やティエリー・ボロレCEOらが出席。撤回されたFCAとの経営統合案に加え、緊張が続く日産との関係について経営陣がどう説明するかが焦点となった。 スナール氏は株主の質問に答える形で、5月27日の発表から10日で白紙になったFCAとの統合案について、前向きに協議を進めようとしていた経緯を明らかにした。また、統合案について「素晴らしいプロジェクトとして残り続ける」と交渉再開の可能性を示唆した。 一方、日産の企業統治(コーポレートガバナンス)改革案をめぐり、統治強化のために設置する委員会に関する日産側の人選に不満を表明し、自身だけでなくボロレCEOもメンバーとすることが賛成の条件だとの考えを示した。ただ、スナール氏は日産の統治改革案そのものは支持するとの立場も強調した。総会ではこのほか、経営側が、ゴーン被告に対し2018年の成果連動報酬22万4000ユーロ(約2750万円)を支払うとした議案の採決を提案した上で、株主に賛同しないよう要請。議案は否決された。(ロンドン 板東和正)

フジサンケイビジネスアイ

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