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ドコモと酷似、20ギガ月2980円ソフトバンク 大容量も2割下げ
2020年12月23日 水曜日

新しい料金体系を説明するソフトバンクの榛葉淳副社長 =22日、東京都港区
ソフトバンクは22日、データ容量20ギガバイトで月額2980円(税別)の新ブランドを来年3月から提供すると発表した。データ容量、価格ともにNTTドコモが3日発表した新プラン「アハモ」と同水準にする。第5世代(5G)移動通信システムの大容量プランも約2割値下げするなど全面的に料金体系を見直し、ドコモに対抗する。
傘下の仮想移動体通信事業者(MVNO)のLINE(ライン)モバイルを吸収合併し、新ブランドを始める。ソフトバンクの通信回線を使う本体ブランドとし、オンライン手続きに特化することでコストを抑える。料金には1回につき5分までの無料通話も含み、4Gと5Gの両方に対応。無料通信アプリ「LINE」のサービスを使い放題にして競合と差別化する。
ソフトバンクブランドの大容量プランも3月から大幅に値下げする。
現在のデータ容量50ギガを無制限とした上で4G、5G共通のサービスとして6580円で提供。現行の4Gプランから900円、5Gからは1900円の値下げになる。さらに利用が3ギガ以下の月は1500円を割り引く。
格安ブランド「ワイモバイル」では12月下旬に20ギガで4480円のプランを開始予定だったが、導入を見送って来年2月に5Gと共通の新プランに刷新する。
ソフトバンクは今後、大容量はソフトバンク、小・中容量はワイモバイル、ネット特化の新ブランドという3ブランドの体制で、多様化する利用者のニーズに対応していく方針だ。