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send 「eスポーツ」普及促進へ弾み TGSの大会規模拡大、今年は日本のゲームが中心に

2017年9月22日 金曜日

幕張メッセで開幕した「東京ゲームショウ2017」
 

世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2017」が21日、千葉市の幕張メッセで開幕した。会場で開催するゲームの対戦競技「eスポーツ」大会の規模を大幅に拡大したのが特徴だ。eスポーツをめぐっては、国内で普及を目指す団体が3つあり、推進力の分散が懸念されてきたが、ここにきて年内に統合して新団体を設立する方向になった。ゲームショウでeスポーツ大会が盛り上がれば、普及に向けた動きに弾みがつきそうだ。

  推進団体統合の動き 同日午前に会場で開かれたパネルディスカッションでは、2022年のアジア競技大会でeスポーツが正式なメダル種目に決まったことが大きな話題になった。 eスポーツ大会を運営するサイバーZの大友真吾取締役は「市民権が大きく変わってくる。『プロゲーマーになりたい』と思ってもらうハードルが下がる」と歓迎した。推進団体の統合は、日本オリンピック委員会(JOC)への加盟を視野に入れた動きだ。 ゲームショウは24日までで、一般公開される最後の2日間にeスポーツ大会を開催。格闘ゲーム「ストリートファイター5」(カプコン)のトーナメント戦など、8種類のゲームで競技を行う。ゲーム雑誌「ファミ通」を発行するGzブレインの浜村弘一社長は「これまでは主に海外のゲームで競技が行われてきたが、今年は日本のゲームが中心。団体統合の動きもあり、日本のeスポーツがここから始まるという印象だ」と話した。 出展会場では今年も、VR(仮想現実)技術を使ったゲームが目立った。昨年秋に家庭用端末「プレイステーションVR」を発売したソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、自動車レースを題材とした人気シリーズの最新作で、初めてVRに対応した「グランツーリスモSPORT」など、VR向けのソフト8種類を出展した。
ステージでは、eスポーツゲームのエキシビションマッチが公開された=21日、千葉市美浜区
    コンテンツを選別 VRは市場拡大が見込まれていることから、ベンチャー企業の参加も目立った。マイディアレスト(東京)は、仮想空間の中で小説や漫画を読んで楽しむソフトを出展。漫画では台詞や絵が次々と現われたり、アニメで登場人物が話しかけてくるなどの工夫をしている。千田翔太郎取締役は「VRが“来る”のは間違いない。認知度は高まってきており、これからはコンテンツが選別される段階だ」と話した。 今回は36カ国・地域から609企業・団体が参加。当日の入場料は1200円で、小学生以下は無料。(高橋寛次)  

フジサンケイビジネスアイ

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